野菜を大量につくる親と食べる私
今日は両親の話を記します
広大な畑から大量に採れる野菜
私の両親は兵庫のど田舎で住んでいる
定年を過ぎ、父は無職・母はパートをしている
その傍ら、祖父母がやっていた畑と田んぼを引き継いで野菜を育てている
その「畑」が面積が広く、管理することが大変
何も植えないとなると、雑草が生えてきて周囲の畑に迷惑がかかるという理由で、「食べる分だけ」育てるということができず適当に何かしらを植える
雑草が生えないために野菜を植えて育てることのほうが楽らしい
その畑から収穫される野菜の量がとんでもなく多い
もともと7人家族で暮らしていた頃(祖父母・両親・子ども3人)面積が広い畑から採れる野菜も重宝し、大量に消費して食べていた
しかし現在、実家は両親の二人暮らし
私の兄弟はどちらも独身で料理をつくる機会が少ない
実家は田舎で、周囲の方も畑で野菜を育てており、野菜をプレゼントする人も限られてくる
なので夫婦で暮らしている私たちにたくさん野菜が送られてくる
↓実家でできた野菜たち
実家の旬が分かる親からの仕送り
スーパーで出てくる旬より少し時季が遅れて両親から野菜が届く
さつまいも、里芋、茄子、きゅうり
スーパーと時季感がずれていることが実家のリアルな”旬”を東京からでも分かって嬉しい
今この時季はスーパーではさつまいもが出回っているが実家のさつまいもはまだ収穫されておらず、もう少し先だ
白菜は冬真っ只中に収穫される
送られてくる野菜たちを私たち夫婦は喜んでいただく
今日はなんのレシピを作ろうか?と思いを巡らす
どれも新鮮で美味しい
自分で買わない野菜が届いたときに、料理したい欲求が湧く
わざわざ買ってまでは食べないけど、送ってもらえると”せっかくなら”という脳がはたらく
親からの仕送りはいつだって嬉しいものだ
広がる輪と親孝行
私も結婚前の一人暮らしの頃、両親のつくった野菜を食べる人はどんどん減っていくばかりで畑自体を「やめたら良いのに」って思っていた
大学生時代はダイエットの観点でお米を食べない時期もあり、新米を送ってもらってもそのありがたみがあまり分かっていなかった
でも今ではそのありがたみが分かる
ダイエットで新米をぞんざいにしていたなんて阿呆のすることだ、と今なら思う
お義母さん・お義父さんにも野菜を送ってるようでまた輪が広がっていってる感じが個人的には嬉しい
また、もうすぐ子どもが生まれ家族も増えていくのでさらに輪が増えていく
親の本当のありがたさは自分が親になってから改めて気づくのかもしれない
そんなの遅すぎるけど
緊急事態宣言も終わったので、久しぶりに両親に会いに行きたい
小さなことでもいいから親孝行もたくさんしたいな
まずは送ってもらった野菜たちをおいしいと言ってたべることからが親孝行なのかもしれない